不動産広告のポイントはココ。小さな文字に注目を!

こんにちは、桐生(きりゅう)です。

 

●不動産の仲介業者に仲介手数料を払う必要はあるのですか?

 

基本的に、
仲介手数料は支払う必要があります。

仲介業者はこの仲介手数料が収入源ですから当然ですよね。

 

しかし最近は、
仲介手数料が半額であったり不要であったりする
不動産仲介業者も増えています。

いわゆる片手物件と呼ばれるものです。

 

 

そういった仲介業者は、
どうやって収益を上げているのだと思いますか?

実は仲介手数料は、
買い主と売り主の両方からもらっているのです。

 

仲介手数料半額や無料は、
買い主に対してのみで、
売り主に対してはしっかりともらっているのです。

もちろん、
本来あるべき売上の1/4~1/2が無くなるのですから、
影響は大きいと思います。

 

しかし、競争が激しい昨今は、
多少収益を下げてでも、
客数を確保したいという事情があるようです。

 

 

 

●不動産広告のこんな文言に注意

 

不動産広告には信用してはいけない言葉があります。

「絶対お得です!」
「お買い得物件です。」
「完成間近、お急ぎ下さい!」

 

これらの文言は、
不動産広告に使うのは明確にダメだと決められています。

 

言い切っている文言や、
比較対象が無いのに良くみせている文言、
購入をあおるような文言

これらには注意が必要です。

 

 

 

●電柱に貼ってある物件情報には要注意!!

 

町を歩いていると時折、
電柱に貼ってある物件広告や、
道端のカラーコーンに物件情報が貼ってあるもの
を見つける事ができます。

これらは絶対に信用してはいけない要注意のものです!!

 

そのほとんどがとても条件が良く魅力的に見えて、
「未公開物件」「独占物件」というように、
一般的には公開していない風を装っています。

また、連絡先が担当者の携帯電話であることも多いです。

 

これらは「おとり広告」と呼ばれるもので、
違法行為です。
そもそも物件が存在しないことも多いです。

代表的なやり口が、
実際には物件が存在しないにも関わらず、
もう申し込みが入ってしまったが、この物件はどうだろうか
と、無理やりに自分たちの売りたい物件を紹介する手口です。

 

興味本位でも電話してしまうと、
その後が大変なので絶対に関わらないようにしてください。

 

 

 

●不動産チラシの記載事項はここに注目

 

不動産広告で本当に大切な事は、
小さな文字で書かれています。

 

例えば、
物件価格や月々のローン支払い額は大きな文字で書かれていますが、
シミュレーション条件やボーナス払い、共益費などについては、
小さな文字で書かれています。

アピールしたい事は目立つように書かれています。

 

一方で、事実だけど前面に出したくない情報は、
小さな文字で目立たないように記載してあります。
記載そのものはしてあるので不備ではないのです。

 

不動産チラシを見る際は、
物件の形や金額も当然チェックするのですが、
なるべく細かく書いてある文字に注目すると、

その物件の本質が見えてきます。

 

 

 

●不動産広告での面積はどこに書いてある?

 

2LDKと4LDKではどちらが広い家というイメージがありますか?

これは実際の情報を見てみないと分かりません。

 

2LDKでもリビングが30畳近くあれば相当広いですし、
4LDKでも1部屋が4畳程度しかなければ実際には狭くなります。

 

不動産のチラシでは、
部屋の間取りは大きく書いてありますが、
専有面積は欄外の小さな文字で書かれている事が多いです。

 

こういう部分でも、
細かい文字に重要な情報が書いてあるという事が分かりますね。

 

また、インターネットの物件情報では
専有面積がちゃんと書いてありますが、
これも注意が必要です。

多くの場合、壁芯面積を載せています。

 

壁が厚ければ厚いほど、
防音性能は高くなりますが、
実際に使える部屋は狭くなります。

 

不動産広告に書かれている情報を鵜呑みにするのではなく、
実際の物件やモデルルームを見学するべきなのです。

 

 

 

●徒歩◯分の距離どんな計算

 

不動産情報に「徒歩○分」
という記載は必ずありますよね。

これはどのように計算していると思いますか?

 

80メートルを徒歩1分として記載されています。

 

1分未満は繰り上げられますので、
距離が700メートルであれば9分と表記されます。

しかし、
注意しなければならないことが3点あります。

 

①距離に対しての計算なので信号待ちを考慮していない。

不動産情報に載せられている情報は、
途中にある信号や踏切を考慮していません。

駅から10分という物件の場合、
駅からの距離は800メートルですが、
途中に信号や踏切があれば実際に10分で着くことは難しいでしょう。

 

②地図上での直線距離であることがある

実際の道路に沿った距離ではなく、
地図上での直線距離を単純に計算しただけという事があります。

以前私が候補に上がった戸建てで、
スーパーまで徒歩1分という物件がありました。

しかし実際に現地を確認してみると、
は隣のマンションの私有地を通り相当な速さで走らないと、
1分以内で到着は難しかったです。

 

③実際に歩いて計っていない事が多い

②にも共通することなのですが、
この不動産広告を作った業者が、
実際に現地を歩いたかどうか分からない点です。

坂があったり、
横断できない大通りがあったりと
地図上では分からない事が多いです。

 

 

不動産広告に書かれている情報を鵜呑みにするのではなく、
参考程度の情報だと思い、
実際に自分で現地を確認することが大切です。

 

 

 

●間取り図の記号の意味はなに?

 

間取り図には、
単純に何畳という情報だけでなく、
様々なアルファベットが書かれていますよね。

これは、そこがどんなスペースかを表している記号です。

 

代表的なものの簡単にまとめます。

L  :リビング(居間)
D :ダイニング(食事室)
K :キッチン(台所)
R :冷蔵庫設置スペース(必ずしもそこに置く必要はない)
S :サービスルーム(「部屋」の条件を満たしていない納戸)
RF :ロフト(屋根裏部屋)
UB :ユニットバス(浴室)
W :洗濯機設置スペース(防水バンが設置してある場合もある)
CL  :クローゼット
WIC:ウォークインクローゼット
SB :シューズボックス
SIC:シューズインクローゼット
PS :パイプスペース(排水管等が通っており基本的に使用不可)
MB :メーターボックス(電気等のメーターが設置してある場所)

 

この中で注意するのは、「S」サービスルームです。

「部屋」の条件を満たしていない納戸
という説明をしましたが、
これは建築基準法での「部屋」の条件である、
採光や換気について基準を満たしていないことになります。

 

実際には寝泊まりも出来るのですが、
快適性は低い場所になっています。

3LDKと2SLDKは同じ部屋数ですが、
快適性や使い勝手は違ったものになっているという訳です。

 

また、
「PS」パイプスペースや「MB」メーターボックスは、
基本的に何も置けません。
物置とは違うので、注意してください。

 

 

 

●最後に

 

家を買う前には、
不動産広告を正しく読み解くことが必要になります。

そして広告の情報を鵜呑みにするのではなく、
必ず実際の物件を確認する事が大切です。

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。

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