住宅ローンの本審査終了後にやることは?まだまだ準備が残ってますよ

こんにちは、桐生(きりゅう)です。

 

家の売買契約が終わり、無事に住宅ローンの審査も通った。
ようやく一息つけましたね。お疲れ様でした!

一息ついたら考えないといけないのが、内覧会や引っ越しについてです。

内覧会も注意点がいっぱいあります。
新築物件だから、ちゃんと見て選んだ工務店だから、と油断していると大変ですよ。信用して選んだ我が家も、内覧会での指摘事項が10箇所以上ありましたから!
しっかりと準備をする事に加えて、「大丈夫だろう」ではなく、「何かあるかもしれない!」という気持ちを持つことも大切です。

その後には、引っ越しがあります。
引っ越しも家族が多かったり小さい子がいたりすると楽ではないですし、ご近所さんへはどこまで挨拶するべきかなど分からない事が多いですよね。だから事前準備が重要になるのです。

 

 

家の引き渡し時までの流れ

住宅ローン審査が終わり実際に住むまでは2ヶ月~半年くらいは期間があると思ってください。長い場合は1年近く空いてしまいます。
その間は特にやることが無いかと思えば、意外とやることが多いんです!

住宅の売買契約からの流れを簡単に列挙します。

 

・住宅の売買契約
・住宅ローンの本審査
・住宅ローンの他行検討
・見取り図などから家具等の配置を考える
・古い家から持っていくもの、捨てるものの選定。
・新しく買う家具等の選定
・火災保険の検討
・新居の内覧会
・(引渡し日が決まったら)引っ越しの手配
・家の引き渡しに伴う、住宅ローンの実行立ち会い

 

どうですか?
思っていたよりも多くありませんか?

 

家具の検討や配置は引っ越しした後でも出来ますが、一度設置したものをやり直すのは大変です。
火災保険は住宅ローンの実行時には契約を済ませている必要があります。

見落としがちでかなり面倒なのが、住宅ローンの再検討ですね。契約時の住宅ローンの条件が良いものであればそのままでも良いですが、一つ本審査が通っているからこそ、他では強気の条件で審査に出せるので是非やることをオススメします!

 

 

新築での内覧会チェックのポイントは?

ポイントは「見えないところ」と「触ってみる」です。

プロが作っているのですからぱっと見ての不備はほぼありません。もしあったとしても内覧会に同席している仲介業者がすぐに気づきます。

 

実際にここで生活する我々が確認するのは、見た目のきれいさではなく、裏側や細かい部分がどれだけちゃんとしているかです。

 

特に注意していただきたいのが、部屋の巾木(はばき)と呼ばれる各部屋の壁と床の境目にある板のチェックです。

我が家であった事例は、見た目は問題ないですが、触ってみると釘の打ち込みが甘く出っ張りある所がいくつかありました。
大人はそう問題になりませんが、小さいお子さんがいる家庭は注意が必要です。ちょうどお子さんの手足が当たる部分ですから。

 

全部を一つ一つ確認するとなると時間がどれだけあっても足りません。
我が家の場合ですと、事前に持ち物のリストと外部・各部屋のチェックリストを作成しました。それでも、内覧会は2時間と決められていて細かく見ようとすると時間が足りませんでした。

 

 

新築の内覧会の持ち物は?

内覧会に必ず持っていくべきものは、各部屋の見取り図と筆記用具、メジャーの3つです。

この3つは仲介業者さんも用意してくれると思いますが、自分で用意したほうが確実でしょう。
少し前は、カメラも必須でしたが、今はほとんどの方がスマホだと思いますのでスマホのカメラ機能があれば問題ありません。

 

必須という訳ではありませんが、他に持っていった方が良いものは部屋毎のチェックリストです。何をチェックしようか頭の中で考えていても、当日現場に行くと抜け落ちてしまうことも多いので、調べたい点をまとめたリストを作っておくと焦りません。

逆にあった方が良いと言われるけど、あまり必要でなかったものがビー玉です。
よく家が傾いていないかをチェックするのにビー玉や水平器(レベル)を用意すると良いというのを目にします。我が家もそれで内覧会の時に用意しましたが、ほぼ使うことはありませんでした。2,3箇所調べて特に問題ありませんでしたし、限られた時間の中では全部屋調べることも出来ませんでした。

 

 

内覧会に業者の同行は必要?

素人だと見落としがあるから10万円程度でプロが内覧会へ同行します。

という広告を見たことはありませんか?

 

私も内覧会前に色々と調べていく中でこういう広告を見て気になり調べてみました。家を作ることに関してはほとんどの人が素人なので、何か問題があっても分からないこともあると思ったからです。

売りにしているのは、一級建築士さんが同行し、外観から内装、床下、天井裏などの見落としがちな部分を100項目前後のチェックポイントで確認するという点でした。費用は10~30万円というのがほとんどでした。

 

実際に問題がありそれを指摘できたならその値段は良いと思うのですが、ほとんどの場合はそれほど大きな問題が発生していないという事を考えるとちょっと高いかな~というのが心情です。

 

そこで、妻の父親が建築関係の仕事をしており、実際にどうなのか聞いてみたところ。

「誰が見ても分からないものは分からないよ」

という回答でした。
という事で、我が家では利用せず、自分たちでチェックリストを準備して対応しました。

 

 

内覧会ではどこまで指摘していいの?

内覧会ではどこまで指摘すべきだと思います?

答えは、どんな事でも指摘すべき!です。

 

これからあなたが何十年も住み続ける家ですから、最初に気になる部分は全て聞いてみると良いです。
特に初めの方は、違和感程度でも同行されている仲介業者さんに聞いてみる事をオススメします。不具合はちゃんと確認してもらえますし、元からそういうものであればそう教えてもらえます。そのやり取りで何となく指摘すべき不具合が分かってくると思います。

 

私も壁が黒くなっていたので指摘したら、「あぁ汚れてますね」ってその場でクロスでキレイにしてくれました。

このように小さいことでも言ってみるものです。

最初はこんな細かい指摘をしていいのかと思うけど、中にはちゃんと大工さんが直さないといけないような所も見つかったので、遠慮することなく指摘していく事が大切です。

 

 

引越しにあったら便利なもの

内覧が終わり、引き渡しの段階に来たら今度は引っ越しの準備です。

事前に、いつも使うからギリギリまでしまわないものと、新居まで使わないから事前にしまってしまうものを分けておいた方がよいですね。
引っ越しを業者さんに頼むのであれば、必要なダンボールやガムテープは全部用意してくれます。

 

私個人的にオススメする引越し時にあったら便利なものは「脚立」です。

新居、特に新築だと部屋に照明器具やカーテンが設置されていない事が多いです。引越し時、理想は引越し前に、各部屋に照明器具を設置する必要があります。

新居に住み始めた後も何かと活躍するので、一台用意しておくととても便利ですよ。

 

 

引っ越しの見積もりを安くするポイント!

業者さんに引っ越しをお願いする時に事前に部屋を見てもらい、運ぶものの内容や量を見て見積もりを出してもらいます。

その時にちょっと工夫することで、見積もりを数万円安く出来ます。

 

1.複数の業者に見積もりの依頼をする。
一社だけだと、その金額が高いかは安いかは判断がつきません。必ず複数の業者に見積り依頼をするようにしましょう。

2.大手の引越し業者にお願いする
引越し業者は大小様々ですが、よくテレビでもCMをやっている大手業者に依頼する方が最終的に安くなります。
コロナ禍以降、人件費や燃料費の高騰で小さい会社さんは値引きがかなり厳しい状況が続いています。それは大手も同じですが、会社が大きいと値引きしてもらえる割合も多少でしょうが大きくなります。

3.見積もりに来てもらう順番を調整する。
上記の2つを踏まえた上で、見積もりに来てもらうのを小さい会社⇒大きい会社としましょう。
なぜかって?
大手業者さんの方が割引をしてくれる可能性が高いのですが、それにはいくつかの条件があるからです。

他社と比べて高い場合。当然安い方を選ぶのが消費者心理なので、高い確率で合わせるか少し安くしてくれます。ただし、その場またはその日のうちに決めるという条件を出してくることが多いです。
なので、本命を一番に持ってくると交渉の余地が少なくなってしまいますので、来てもらう順番を調整するのは見落としがちですが重要なポイントですよ。

 

 

新築物件への引越しで傷がついた!

新築物件への引越しの際に、引っ越し業者に傷をつけられました。
と言う話もよく聞きますよね。

では、その補償はどうなると思いますか?

 

引越し業者との契約書には補償に関する事項が必ず記載されていますので確認をしてください。契約書というと仰々しく感じてしまいますが、お願いをするときや、当日の作業開始前に署名をする紙があると思います。それが契約書を兼ねているんですね。

 

多くの場合そこには「補償は引っ越し当日中に申告のあったものに限る」というニュアンスの文言が書いてあります。

要は、その場で指摘したものは補償するけど翌日以降は受け付けないよ、という事です。
厳しく聞こえますが、業者も後から悪質なクレームのようなものを受けるのは避けたいので、仕方のない部分もあります。

後から気づく事もあるかもしれませんが、確実に引越し業者が傷を付けたという証明が出来なければ補償の申請は難しいのが実情です。

 

 

引越しの挨拶はどこまでいくべき?

ようやく引っ越しの目処がついたら、次に考えるのは非腰の挨拶についてです。
今の御時世に引っ越しの挨拶なんて、と思われるかもしれませんがかなり大切ですよ!
単身であれば特にしなくてもいいかなーと私も思います。でも、家を買ってそこに数十年もしくは一生涯住むのだとしたら周りの方と顔見知りになっておくべきです。

 

簡単にどこまで行けばよいのかというと、
分譲マンションであれば、隣接する上下左右の部屋と管理人事務局
戸建てであれば、3軒隣までと町内会長さん
です。

新築か中古かでも若干変わりますが、概ねこのように覚えておけば間違いありません。

 

引っ越し時だけでなく、普段のあいさつもすると少なくとも悪い印象は相手に与えません。特段に仲良くする必要はないと思いますが、わざわざ敵を作る必要もありませんよ。

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。

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