住む場所の選び方。決め手と注意すべきポイントを紹介!

こんにちは、桐生(きりゅう)です。

 

家を買う・買わないを問わずまず決めなければいけないのが、住む場所です。

 

では、その住む場所ってどうやって決めますか?

 

そもそも今住んでいる場所はどうやって決めましたか?

通勤に便利だから?
買い物に便利だから?
ステキな部屋があったから?

これらも立派な理由ですよね!

 

しかし、「家を買う」となった時には、より慎重に、あなたと家族にとって、何が大切なのかを考える必要があります。

 

 

住む場所・地域の決め方は?

 

住む地域の決め方を住宅購入の前に悩まれる方は多いと思います。

この悩みは、自分がどういう生活をしたいかという事にもつながり、家さがしの重要なポイントの一つになります

 

それを決めるには、あなたが「生活においてどんな優先順位」をつけるかによります。

 

私が今の家の決め手となったのは、「保育園」でした。

 

家を買おうと思う前から、子どもたちが保育園に通っており、保育園入園激戦区なので転園はほぼ不可能な状態でした。

「車を所有していない私達夫婦が保育園に通える範囲」

これが最優先事項となった為、必然的に候補となる範囲は絞られました。

 

 

家の周辺環境で重視するポイントは?

これもあなた次第ではあります。

  • 駅チカが良い
  • スーパーやコンビニがすぐにないとダメ
  • 保育園、幼稚園、小学校の近く

など、その時の生活や家庭環境によっても変わります。

 

ただし、どんな人にも共通するのが「治安の良さ」です。

それでは、治安の善し悪しはどのように判断すればよいのでしょうか?

 

 

治安が悪い街の特徴は?

 

一つの指標になるのが、道に落ちているゴミやタバコの吸殻です。

 

治安の良い地域は、ほとんどゴミやタバコが落ちておらず街そのものがキレイです。

一方で、あまり治安の良くない地域は、ゴミやタバコがよく落ちています。

 

簡単に言うと、ゴミを処理する人がいないのです。

 

これの何が問題かと言うと、街の美化は町内会などが担っています。つまり、町内会などの地域住民同士の交流が希薄になっていたり、正常に機能していない可能性が高いことを示しています。

 

こういった事態が進んでいくと、やがて大きな犯罪も起きるような地域になる可能性を秘めているのです。

これは社会学的にも証明されています。

 

「割れ窓理論」というものをご存知ですか?

治安が悪化する過程を解説しており、

 

①建物の窓が壊れているのを放置すると、
「誰も地域に対し関心を払っていない」
というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
②ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
③住民のモラルが低下して、
地域の振興、安全確保に協力しなくなる。
それがさらに環境を悪化させる。
④凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。

 

ゴミが落ちており放置されているのは、この理論の②や③に当たります。

 

 

「都内まで1時間」って実際にはどれ位通勤に時間がかかる?

 

住む場所選びの重要になることの一つに、通勤時間がありますよね。

 

よく不動産広告に

「都心まで1時間!」

という文言が大きく載っている事があります。
これはよく読まないと痛い目を見ます!

 

多くの場合、『最寄り駅から』1時間で都心の『ある駅(多くは東京駅)』に行く『最短で電車の乗車時間』を記しています。

物件から最寄り駅までの移動時間や駅構内の移動時間、都心の駅からあなたの会社までの距離は全く考えられていません。

 

広告の「1時間」や「30分」という文字だけを見てしまうと、思った以上に通勤に苦労する可能性があります。

 

 

家からスーパーが遠い場合どうする?

もう一つ、特に女性の方が気にすることが多いのに買い物の便利さがどうかというものがあります。

 

特にスーパーは数日に1回は利用するので、近くにあったり、通勤通学のルートにあると良いですよね。

でも、もし近所にスーパーが無かったらどうします?

 

今の時代、心配は御無用です!

 

最近は大手スーパーや生協などが宅配をしてくれます。
多少の手数料や配送料はかかりますが、買い物の場所が遠かったりお子さんが小さくて外に出るのが簡単でない場合、非常に便利な手段になります!

 

 

家の購入は小学校入学まで?

 

家の購入は小学校入学までにという情報をよく見ますが、これは正しいのでしょうか?

確かに小学校以前はメリットが大きいですが、全ての人に当てはまるとは限りません。

 

「いつまでに買うか」を考えるよりも大切なことが、「買うタイミングでどんな特徴があるのか」を知ることです。

 

家の購入のタイミング別の特徴を捉えることで、どの時期に向けてどんな準備をすべきかがわかります。

また一般的な特徴に加えて、あなたの家族の事情も踏まえる必要もあります。その為に、ある程度の期間を持って家族同士で、

  • どんな家に住みたいか
  • どんな暮らしがしたいのか
  • その為には今をどう生活するか

という事を話し合っておくと良いですよ。

 

 

マイホームは子供の学区選びから!

家を買う際の最も重要な条件の1つに子供の学区問題があります。

一度決定してしまうと変更は難しいので、事前にどんな小学校・中学校に通わせたいかを決めてから、住む地域を選ぶ必要があります。

これは、実際に家を実際に買う前から考える必要があります。

 

なぜなら、小学校の学区は入学の前年9月位には決定してしまうからです。

 

家を買う買わないは別にしても、その時期までには目的の小学校の学区内に引っ越しをしておく必要があります。

 

マイホーム探しは子供の学区を選択するところがスタートと言えます。

 

 

学区内での家探しは大変?

なぜ、そうまでして小学校の学区にこだわると思いますか?

私には2つの理由があります。

1つ目の理由は、私立にでも行かなければ子供の学力がほぼ決まってしまうからです。

最終的には、本人の努力と親がどこまで教育に力を入れられるかによりますが、その学区の中学校からどんな高校へ進学しているかによっておおよその学力は予想がつきます。

未来が決まってしまうとは言いませんが、可能性が限られてしまうそういった事がありうるのです。

 

2つ目の理由が、小学校の学区内での家探しは範囲が相当限られてしまうので家探しは長期戦になります。

場合によっては、子供が小学校在学中に理想とする家が見つからない事もありえます。逆に突然物件が出てくる事もありえますので、いつ理想的な物件が出てきても大丈夫な準備をしておくことこれがとても大切です。

 

そして、この2つとは別に忘れてはいけない大切な事があります。

中学校に進学すると学区は広がります。

つまり家探しの選択肢が広がるのです。それを見越して家探しの範囲を少し広めにしても良いですよ。

 

 

小学校の学区外への引っ越しは可能?

家探しの範囲を広げると言っても、小学校の学区外へ引っ越しは難しい、そう思っていませんか?

今の時代は、在学中に学区外へ引っ越しをした場合、条件はありますが、子どもの転校は必須ではなくなっています。

 

多くの市区町村で隣接する学区の小学校への通学を認めています。

 

学区外に家を買ったとしても、子供に転校をさせる必要がないのです。

これは、小学校の学区に縛られずに家探しをすることが可能ということを示しています。引っ越しによるデメリットもありますが、選択肢の一つとして覚えておくと良いです。

 

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。

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