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こんにちは、桐生(きりゅう)です。
家を買う時に、
必ず検討しなければいけない火災保険。
さて、
その火災保険はどこで申し込めるのでしょうか?
住宅ローンの本審査が通った時に、
銀行から紹介を受ける場合があります。
その場合は、
電話でのやり取りをする事もあります。
実際に相談しながら、
複数の会社を検討できる保険の代理店も良いですが、
火災保険を扱っている所が少ないのがネックですね。
最近の主流はインターネットでの契約でしょう。
私もインターネットで色々と探し、
自分に合った保険会社を選びました。
今回は、
火災保険はどこで申し込みが出来て、
申し込み先によってどんな特徴があるのかを書いていきます。
●火災保険はどこで申し込める?
火災保険の窓口には、
・代理店
・直販
大きく分けてこの二種類があります。
それぞれをもう少し細かく見てみましょう。
・代理店
これは更に2つに分けられます。
一つが「副業代理店」と呼ばれる、
金融機関や不動産販売業者、自動車ディーラーなどの、
主な業務が別にあり付随業務として火災保険の仲介を行う業者です。
保険代理店と呼ばれる中のほとんどが、
この「副業代理店」になります。
住宅ローンが通った時に火災保険を紹介されるのは、
こういう業者で、
団体割引が付いており個人で申し込むより安くなる。
手続きをお任せ出来るので楽です。
一方で、
どうしても専門知識に乏しい担当者が多く、
取扱商品も少ないので、
商品説明があまり無かったり、
保険の比較がしにくい為、
ご自身に合った保険かどうかが分かりにくいです。
もう一つが、代理店業を専業とする「プロ代理店」です。
損害保険を専門に取り扱い、
高い専門知識や複数の取扱商品を持ち、
丁寧な説明やアドバイスが期待できます。
しかし、
この「プロ代理店」は少なく、
ご自身に合った代理店や担当者を探す事が難しいです。
・直販
火災保険を直接保険会社と契約します。
このメリットとしては、
間に入る人間が少ないので保険料を安く出来る可能性がある。
ということです。
私も、自分で保険会社を見つけ、
見積もりを取り、
わが家に合う火災保険と補償を選び、
最初に銀行から提案された保険料より、
8万円ほど安い火災保険に加入しました。
ただし、
あくまでも「安くなる可能性」であり、
上記で述べた、代理店が取り扱っている大手の保険の場合は、
代理店の団体割引の方が割引率が高い場合があるので、
必ず見積もりを取ることが必要です。
また、
保険商品や補償内容を自分で選択しないといけないので、
申し込み前に必ず知識を身につける事が必要です。
以上から、
副業代理店(金融機関、不動産仲介業者など)
プロ代理店(専業で保険の仲介を行う代理店)
直販(個人で保険会社と契約する)
の3つが火災保険の加入窓口になります。
●保険の代理店ってどうやって探す?
ところで、保険の代理店ってどこにあるのでしょうか?
先程説明しました「副業代理店」は、
金融機関や不動産販売業者、自動車ディーラーなど、
比較的身近にあるのですが、
専業でやっている「プロ代理店」は見つけにくいです。
一番簡単な方法は、インターネット検索で
「火災保険 代理店 ○○(地域名)」
で検索してみて下さい。
表示の上の方に地図が表示され、
お近くの火災保険を扱っている保険代理店が出てくるはずです。
そこで近くにある保険代理店が分かります。
ただし、
ここに現れる情報だけだと、
どんな会社の火災保険を扱っているか分かりません!
必ず、
その代理店のHPで調べるか、
電話で問い合わせるかをして、
確認をして下さい。
個人的には、
電話で問い合わせる事をオススメします。
なぜなら、
電話対応である程度代理店の質を見極める事が出来るからです。
電話対応だけで全てが分かるわけではありませんが、
電話対応が悪いなと感じたら、
その代理店はやめた方がいいです。
また、
進める上で、
必ず相性というのは存在します。
私にとっては良くても、
あなたにとって必ずしも最適な代理店では無い場合があります。
プロ代理店を通すと、
火災保険のみならず、
ライフプランの作成や他の保険の見直しも行う可能性があります。
そうなると、長い付き合いになるので、
より一層相性の悪いと感じる代理店とは契約しないほうがよいです。
●ネットで直接契約しても大丈夫なの?
最近の傾向として、
直販、保険会社と直接契約するには、
ネットだけで完結する事が多くなりました。
長期かつ高額の契約の全てを
ネットだけで終わらせるのは、
ちょっと心配になりませんか?
これは全く問題ありません。
私も今の火災保険に加入する際には、
ネットで見積を取り、
検討を進め、
加入前にもう少し細かい条件変更は出来ないのかと
電話で問い合わせをしました。
私が保険会社と話をしたのは、その1回きりです。
その後、
webから契約する内容を選び、
申し込みを行い、
保険料の振込をして、
契約完了しました。
もちろん後日ちゃんと、
保険証書が送られてきました。
ただし、
全てをネットで完結しようとすると、
全てを自分の判断で選ばないといけません。
つまり、
補償内容に対する知識や、
自分に必要な補償が何かを把握している必要がある
ということになります。
実際に私も、
火災保険の検討を始める時は、
「火災保険ってなんだ?火事だけじゃないの?」
位の知識でしたが、
自力で補償内容を精査し、自分に必要な補償を選びました。
結果として、
代理店を通じてもらっていた見積もりよりも、
保険料をかなり抑えて契約が出来ました。
●最後に
火災保険をどこで契約するかは、
火災保険に対するスタンスで変わってきます。
時間が無い・面倒
⇒ 副業代理店
火災保険を複数検討したい、火災保険以外にも相談したい
⇒ プロ代理店
補償を自分で選び保険料を抑えたい
⇒ 直販
このようにまとめられます。
どの選び方が良い悪いではなく、
どの選び方が今のご自身のスタンスに合っているか
で選ばれると良いです。
ただし、
どれを選択するにせよ、
最低限の補償内容に対する知識はあったほうが良いと思います。
あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。