電気代がこんなに安くなった!電力会社切り替えの成功体験談

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事は約 9 分で読めます。

こんにちは、桐生(きりゅう)です。

 

今年の夏は各地で記録的な猛暑になっていますね。

 

つい先日も、
熊谷市で日本最高気温(41.1度)を更新したり、
青梅市で東京都内で初の40度超えを記録したりと、
冷房無しの生活は考えられないどころか、
命の危険も感じられるようになってしまいました。

 

このような気象状況の中では
クーラーは欠かせませんよね。

 

わが家では、
日中もですが、就寝中も、
命には変えられないので、
という事でクーラーを付けっぱなしにしている事が多いです。

 

クーラーの付けっぱなしで気になるのは電気代。

 

しかし、わが家は、
家を買うタイミングで電力会社の変更を検討し、
引っ越しをするを切り替え、
毎月数千円安くなっているので、
それほど心配していません。

 

 

ここでは、
電力自由化に伴い、
電力会社を切り替えるとどれ位お得になるのかを、
わが家を例にして見ていきます。

 

 

 

●電力自由化とは?

 

そもそも電力自由化とは何なのでしょうか?

 

2016年4月より、電気の小売業への参入が全面自由化されました。

 

今までは日本政府が電気料金を規制する事を条件に、
地域の電力会社が高圧を除く電気事業を独占してきました。
高度経済成長期には非常に効率的な仕組みでしたが、
バブル崩壊後は、
電力事業の高コスト化や諸外国との価格差が問題になり、
自由な競争が必要だという政府の判断が下されました。

 

2000年以降、
大型ビルやデパートなどの大口の取引先から、
徐々に電力自由化は始まりました。
これが我々一般家庭に広まるきっかけになったのは、
2011年3月の東日本大震災です。

 

福島の原発事故による、
電力供給の不足、電力料金の高騰、
これがきっかけで規制改革に繋がりました。

 

こうして2016年4月にようやく
一般家庭や小規模店舗にまで全面自由化されたのです。

 

私も最近の話だと思っていましたが、
意外と長い歴史があることに驚きです。

 

スポンサーリンク

 

 

●電力会社を切り替えると本当に安くなるの?

 

電力会社を切り替えたら確実に安くなります!

 

経済産業省の資源エネルギー庁のホームページを見てみると、
2018年7月14日現在で、
登録小売電気事業者は502社あります。、

 

参入企業の多さも凄まじく、
どの企業から電気を買えばいいのか分からない、
というのも正直な所だと思います。

しかしその多くは、
その管内の電力会社の料金をベースに、
そこから5~10%程度値引きすることを基本にしています。

 

もちろん、電力会社や選択するプランにもよるのですが、
基本的には、
今の電気代をベースに数%下がる事は確実です。

 

また、
単純な電気料の値引きだけでなく、
ポイントが付いたり、
ガソリン代やガス代が安くなったり、
お得なクーポンが毎月もらえる会社もあります。

 

ご自身の生活に合わせたプランを選択すると、
料金プラスαでお得に生活できますよ♪

 

 

●実際のどれ位安くなったのか?

 

私が今選んでいる電力会社は、

 

中国電力

 

です!

 

 

中国地方では、
最大手の電力会社ですが、
電力自由化により首都圏でも選択できるようになりました。

 

私が、
この中国電力を選んだのは、
わが家にとってプランが最適だったからです。

 

 

中国電力が私の住んでいる
首都圏で展開しているプランは、
「シンプルコース」一つだけです。

その料金体系は、
基本料金が無く、使った分だけ請求される
という、その名の通りのシンプルなものです。

料金単価は1kWh辺り25.62円です。(2018年7月現在)

更に毎月支払い料金に対してポイントが付きます。
このポイントは、商品券や提携先ポイントとの交換だけでなく、
中国地方の特産品などとも交換可能ですよ。

 

 

一方で、
私の住む地域の最大手は東京電力です。
東京電力の基本的な料金体系は、
「基本料金+従量課金」です。

基本料金は契約アンペア数によって変わり、
従量課金部分は使用量によって3段階で単価が変わります。
120kWまで        : 19.52円
120kWを超えて300kWまで  : 26.00円
300kwを超えた分     : 30.02円
(2018年7月現在)
となっています。

 

 

中国電力と東京電力の従量課金部分だけを比べても、
月に120kWhを超えた部分に関しては中国電力の方が安いです。
ここに基本料金が加わるわけですから、
使えば使った分だけ料金の開きが大きくなります。

 

一例として、
我が家の2018年7月の電気代が、
中国電力と東京電力でどれ位変わるかを見てみます。

 

我が家はアンペア数を60Aで契約しており、
7月の電気使用量は475kWhでした。

 

中国電力:475kWh × 25.62円 = 12,169.5円

 

東京電力:基本料金(60A)=  1,684.8円
120kWh × 19.52円   =  2,342.4円
180kWh × 26.00円   =  4,680.0円
175kWh × 30.02円   =  5,253.5円
合  計       =  13,960.7円

 

となり、
その差は1,791円になります。
正確には、ここに燃料費調整と再エネ発電賦課金が入るので、
実際の請求額とは若干違いますが、ここでは無視します。

 

使用量が少ないときでも、1,000円程、
使用量が多いときには、3,000円を超える差があります。
概算ですが、年間での使用量で計算してみたら、

18,000円以上の差になりました!

 

使用料だけでこれ程の差になりましたが、
更にポイント加算があるので、
数字以上にお得感があります♪

 

 

 

●最後に

 

電力自由化という制度がスタートして、
もう2年以上になりますが、
多くのご家庭で電力の見直しをしていない現実があります。

 

今の時代は、
動かない事が最大のリスク
である時代になっています。

 

我が家では、
家を買い、引っ越しをするタイミングでの切り替えをしました。

 

正直な所、
こういった大きな出来事が無いと、
切り替えをするきっかけは難しかったです。

 

しかし、
電力の切り替えは、
いつ行っても遅いという事はありません。

 

電力会社を切り替える際に、
携帯電話のように違約金が発生する会社は少ないです。

 

一度切り替えてみて、
合わないと思ったら簡単に別の会社に変更しやすいのです。

 

これから家を買う人も、
まだまだ家を買うのは先だと思っている人も、
是非とも、
検討してもらいたい事の一つです。

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。