太陽光発電の営業はしつこい?メリットとデメリット、断り方は?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この記事は約 12 分で読めます。

こんにちは、桐生です。

 

 

不動産や設備関係の営業さんってしつこいと思いません?

 
突然やってきては熟考する間も与えず契約を迫ってくるなんてよくある事。
当然、そういう営業は良さそうな話でもお断りすべきです!
 

先日、我が家に太陽光発電の営業の方が訪問されました!

 

何でも

近所で施工する案件があるので、ご紹介で回っているんです

という事でした。
妻しかいない時でしたので、改めて後日訪問していただき話を聞きました。

それが衝撃的な内容でしたので、
お困りの方も多いのではないかと思います。

 
 

今回は、
その時の営業の様子と、
太陽光発電のメリット・デメリット
営業トークの断り方
についてお話します。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

太陽光発電の営業トークはこうだった!

まず、太陽光発電の営業さんが訪問されたのが、
土曜日の午後でした。

その時私は子どもと公園に行っていたので、妻が対応しました。

難しいことは分からないので主人がいる時に詳しく聞きますね。

それでは、翌週の午後に改めて訪問します!

という事で、私がいるタイミングでもう一度来ていただきました。

 

 

当日の私は、来客があることなんてすっかり忘れていて、子どもとザリガニの水槽の水換えをやっていました。 笑

 

そこへ、作業着を着たほぼ手ぶらの二人組がフラ~とやってきました!

 

最初は他の家が何か工事するのかなと思いましたよ。

 

そしたら、先日訪問された業者さんとの事で、水槽の水換えをしながらそのまま立ち話。

 

だって、資料の一つも持ってきませんでしたから!!

 

あんまり営業さんらしくないなぁと思ったら、

我々は工事部なので、契約取れても取れなくてもどっちでも良いんですよ

 

『契約取れなくても良い』という言葉が本音かは分かりかねますが、営業さんではないとの事でガツガツとした感じはあまりありませんでした。

とは言え、こちらからすれば営業さんですけどね。

 

その営業トークを箇条書きでまとめると、

  • 県内に営業所が1ヶ月前に出来た。ちょうど我が家の近くで施工があるので、挨拶がてらご紹介。
  • 千葉での停電を見て、自宅に蓄電設備があると安心だと自分自身思ったので勧めている
  • 設置の初期費用が今回無料になる
  • 25年の本体の保険が付いてくる
  • 25年以内に当初の発電量の72%を下回ったらパネルを全交換
  • 15年以内にマンション等が建ち日照不足になったら90%分の補償を支払う
  • 3階建てなので日照はかなり期待できる
  • 発電から使用分を引いたものを売電出来て電気代を減らせる
  • 月2~3万円程度の電気代なら余裕で太陽光発電でまかなえる
  • 蓄電池も設置すれば夜間の電気もまかなえる
  • 屋根の上にパネルを設置するので、3階が暑くなりにくくなる
  • 屋根の保護にもなる
  • どの程度発電出来るかなどは、家の断面図と立面図で分かる
  • 次に来る時に詳しい計算結果をお持ちします

 

私がウ~ンと思ったのが、赤字で書いたものになります。

 

千葉での停電というのは、2019年の台風19号による被害の事だと思います。確かにあれは令和最初にして、過去最大規模の被害となりました。

ですが、私の住む地域ですと、暴風による被害よりも、河川の氾濫による被害の可能性が高い地域です。

 

実際に台風19号の時も風による被害はありませんでしたが、近所の川が氾濫危険水位を超えました。場所によっては床下浸水の被害もあったそうです。

その状態でも果たして電気が使えるのかどうか、漏電の危険はないのか、疑問です。(次回訪問時に聞いてみようと思います)

 

初期費用が無料と言われても、初期の工事費だけなのか、本体価格を含むのか、内訳が分からなければ判断のしようがありません。

初期費用30万円が無料!

初期費用3万円が無料!
でもかなり印象が違うのが分かると思います。

 

保険についても同じです。
実際に保険料がいくらなのか、どんな保障があるのかが分からないと何も判断できません。

 

電気代月2~3万円程度なら余裕で元が取れるという事ですが、
我が家は電力自由化で電力会社を変えているので、他の家より多分月1万円位安くしているんですよ。それでもそう言い切れるのかな?

という事以上に、これって本質がずれているんですよね。

 

電気料金はその使用量に対して単価を掛けるものですから、同じ使用量でも契約によって料金は変わりますよね。

だから、

発電量がこれだけあるから、使用量がこの程度ならちゃんと損はしませんよ!

と言うべきなのです。
電気の発電量や使用量が~という話よりも、
いくら安くなります!
の方がインパクトが強いので、そう言えと教育されているのかもしれませんが。

 

 

契約を本気で取りに来ていないのは分かるのですが、この辺りの数字や資料が何も無いと、ただの世間話レベルですね。

 

次に訪問された時にこの辺りの事を詳しく説明してもらいます。

 

 

スポンサーリンク

 

太陽光発電は儲かる?メリット・デメリットは?

それでは、その次回訪問時に話を鵜呑みにしない為にも、
メリットデメリットを簡単に調べてみました。

メリット

  • 電気代が安くなる
  • 余った電気は売電して収入が得られる
  • 節電意識がつく
  • 戸建ての場合、屋根に設置するので屋根の劣化防止や断熱効果が期待できる
  • 停電時にも電気が使える。

デメリット

  • 設置費用がかかる
  • 太陽光パネルだけでなく蓄電池の設置も必要
  • 毎月のランニングコストがかかる
  • 天候によって発電量が左右される
  • 年々、売電価格は下がっている
  • メンテナンスや修理に一時的に大きな金額が必要になる

 

というのが簡単にまとめたものです。

 

個人的には、

  • 電気代の節約よりも月々のランニングコストの方が高くなりそうである事
  • 修理などの一時費用が高額になりがちである事

の2点が気になります。
トータルではもとが取れない、損をする、そんな気がします。

 

 

太陽光発電の営業の断り方

 

見積もりなどが無いため、何とも判断出来ないのが現状ですが、
今回は何となくあまり良い話をではなさそうです。

 

それでは、この話をどうやって断ればよいのでしょうか。

 

まず大前提として、
「契約しようかな、どうしよう」
という気持ちではなく
「契約はしない。よほどメリットがあるなら考えるけど、基本的に断る!」
という気持ちを最初から持ちましょう!

そして、こちらにメリットがないことをお伝えするのです。

 

営業の方はこちらに得があるような数字を必ず出すでしょう。

しかし、その数字はこの太陽光発電が100%稼働した時を仮定していることがほとんどだと思います。

 

今回私の所に話に来た 営業さんは72%の補償がある、そうおっしゃいました。
裏を返せば普通に使っていても72%までは発電効率が下がる可能性があることを意味しています。

 

なので想定の72%、予想される最低限の状態で金額的なメリットがなければ、この契約は損をすることになります。

 

72%というのは私の場合であって、他の業者や太陽光発電メーカーさんが出すと違う数字になるかもしれません。
その場合でも、最低の保証の割合または経年劣化でこれぐらい効率が下がるという一番最低の数字を出してもらいます。

それが毎年続いたと仮定した場合に本当に メリットがあるかどうか見ることです。

 

その数字が出せない場合はそもそも危ないので契約はしない方が良いですね。

 

また、営業さんが補修費用やメンテナンス 交換撤去にかかる費用を出してこない場合も要注意です!

 

どんな取引でもメリットとデメリットが存在して、その両方を天秤にかけてメリットの方があると判断した時に契約をすべきです。
デメリットをあらかじめお知らせせずに良いことばかりを言う場合には、隠された何かがあると思った方が良いでしょう。

 

 

単価が大きい工事等は、担当者のインセンティブも大きいのでどうしても売りたい気持ちが強くなりすぎて、メリットばかりを主張する事が多いように感じます。

 

その気持ちは分かるのですが、損をするのはこちらです。
キッパリと強い気持ちを持って

「メリットがありません!」

とお断りしましょう。

 

 

中には強引に迫ってくる営業さんもいると思います。そういう方は最初の雰囲気や話し方で分かると思います。
そういった場合には、

  • 会話を録音をしたり録画をしたりして証拠を残す
  • 密室にならないように家の窓を開けたり、玄関先などで話を聞く

といったような対策をとるの良いでしょう。

 

 

最後に

この太陽光発電だけでなく、戸建に住んでいると何かと住宅設備の営業を受けることがあります。

 

主だったもので、屋根や壁の補修・塗替え、給湯設備、お部屋のクリーニング、ネット回線などがあります。

 

 

その全てが悪いとは思いませんが、
相手の言っている事を鵜呑みにするのは危険です。

他の業者からも見積もりをもらったり、
ネット等で良い話なのか違うのかを調べたり、
自衛をする事が大切です。

 

必要なものであったり、
調べた結果良いものだと思えるなら契約をする、
というスタンスでいるとよいです。

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
光熱費の節約
桐生をフォローする
~バイマイホーム~ 家を買うとは家族の帰る場所をつくること