戸建てを買ったら隣は中国人!実際に生活して感じたこと

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こんにちは、桐生(きりゅう)です。

 

我が家は分譲建売住宅です。
分譲地に建っているのは7棟です。

そのうち、
日本人は3家族
中国人は4家族です。

必然的にお隣さんは中国人になりました。

 

最近は日本の戸建住宅を買う中国人が多いという話も聞きます。
我が家と同じように、

家を買ったらお隣さんが中国人だった、

という事も増えてくる事でしょう。

 

そもそも、
戸建ての場合にお隣さんとは、
生活をする上でどれくらい関係を持つのでしょうか?

 

そして、
実際にお隣さんが中国人で、
良かった事と困った事をお伝えします。

 

 

 

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戸建ての場合、お隣さんとの関係は?

 

戸建ての場合で、
お隣さんと関係するのは、
大きく分けて次の3つです。

  1. ゴミ出し・回覧板などの日常の付き合い
  2. 子供の学校が同じことによる付き合い
  3. 休日の私道の利用による付き合い

 

1.ゴミ出し・回覧板・町内会活動などの日常の付き合い

 

同じ分譲地で暮らすので、
ゴミ出しの場所も当然同じです。

また、
町内会にも参加しており、
地区の回覧板も同様に回します。

地域の町内会活動に積極的に参加しないのであればこの程度です。

 

町内会活動に参加すると、
町内の清掃活動や、
地域の運動会などを一緒に参加する事になります。

 

 

2.子供の学校が同じことによる付き合い

 

付き合いとしてはこれが一番濃いものになります。

 

子供がいれば、
必然的に同じ小学校に通うことになります。
当然、集団登校の場合は同じ通学班になります。

 

特に同い年の子供であれば、
学年も同じでクラスも同じになる可能性があります。

そうなると、
行事や授業、宿題も同じものになり、
情報の共有をした方が有利になります。

自分の子どもからの情報だけだと気づかない事もあるので、
この情報交換は意外と重要だったりもします。

 

また、
私の地域もそうなのですが、
最近の小学生は、

休む時には同じ通学班の子に連絡帳を渡す必要があります。

 

そうなると、
同じ地域・通学班の小学生の親同士も、
どうしても繋がりが必要になってきます。

 

 

3.休日の私道の利用による付き合い

 

子どもがいる場合に特になのですが、
休日に家の前の私道で遊ぶことが多いです。

 

家の前で家族でバトミントンや自転車の練習をしていると、
他の家の子も出てきて、

気が付くと分譲地の子ども達が大集合という事もよくあります。

 

私の住んでいる分譲地の場合は、
子ども達の年齢が近く、
一番上が小学校1年生でそこから3歳位までが同時遊びます。

もっと小さな赤ちゃんもいますが、
その子達はまだ一緒には遊べません。

 

これくらい同じ位の子どもが遊んでいると、
どうしても親も出てきて、
見守っていたり一緒に遊んだりもします。

そこでも交流は生まれます。

 

また、
お互いに予定を合わせて、
私道でバーベキューをしたり、
花火をしたりもします。

 

ただし、
こういった事は子どもを中心としてやっているので、
子どもがいらっしゃらない家族とは、

声がけは一応しますが、接点は少ないです。

 

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お隣さんが中国人でよかった事

 

特別良かった!
というものは今の所ありません。

良くも悪くも普通の間柄なので、
国籍は関係なくご近所さんとして接しています。

 

強いて言うのであれば、
価値観の違う人が近くにいてくれるという事でしょうか。

 

基本的に、
育ってきた文化が違うので、
発想そのものが違います。

話をしていてや、
一緒に行動していて、
「なるほど」と思うことは多々あり勉強になります。

 

ご近所さんはとても勤勉です。

自分が知らないことを素直に学んだり、
初めての事にも果敢に挑戦したりしていて、
その姿には非常に学ばされる事が多いです。

 

また、先々になるでしょうが、
いずれは私達家族も中国語を教えてもらいたいと思っています。

ご近所さんは、
普段、我々と話をする時は日本語のみを使用します。

 

しかし、
家族と話をする時は、母国語である中国語になります。
それは、大人も子どもも一緒です。

瞬時に切り替えられるので、
いつも見ていて凄いなと感心させられます。

 

地域によって差はあるかもしれませんが、
今後、中国の方と接する機会は増えていくことでしょう。
特に子どもにはそれに対して、

抵抗なくコミュニケーションが取れるようになってくれれば、

そう思っています。

 

 

 

お隣さんが中国人で困った事

 

とても迷惑だ!
そう思うこともほとんどありません。
が、
どうしても文化の違いで戸惑ってしまうことはあります。

 

会話のボリュームが大きい

中国人に対して、
「声が大きい」
「怒っているように会話をする」
そんなイメージはありませんか?

私も道端ですれ違うような中国人にはそういうイメージがあります。

 

実際に顔なじみのご近所さんとして接してみると、
当たっている部分と
そうでもない部分があります。

 

 

私の家のお隣さんは、
外で会って会話をするときは、
意図的に抑えているからなのか、
うるさいと感じる事はありません。

 

ところが、
家族との会話になると、
地が出るのでしょうか、

家の中では、とても声が大きいです。

それこそ、窓を閉めていても、こちらの家が静かだと、
会話が聞こえてくる事もあるくらいです。

 

それが普通かと思えば、
それ以外の中国の方はそうでもないです。
お隣と向かいでは距離が若干違うとはいえ、

向かいの家からは会話や声が聞こえてきたことはありません。

 

 

何を考えているのか分からない事がある

 

正直何を考えているのか分からない事があります。

分譲地に4家族いる中国人の中で、
仲が良いのは2家族です。

他の2家族とは、
挨拶くらいはお互いに交わしますが、
基本的に交流はありません。

 

なので、
普段コミュニケーションを取っていないせいもあるのでしょうが、
時々「この人何しているんだろう」と思うことがあります。

 

ある家族は、
2,3歳位の小さいお子さんがいるはずですが、同居はしていません。
小さいうちは中国で育てているそうです。

ある程度大きくなったら一緒に暮らすらしいのですが、
良くわかりません。

 

ある家庭は、
よく玄関前に人が座っています。
恐らくタバコを吸っている(吸っていた)のだと思いますが、

夕方や夜はちょっと怖いです。

ただ座っているだけなのですが、
あまり印象は良くないです。

 

 

 

育ってきた文化が大きく違う

 

育ってきた環境が違うから~
という歌が昔ありましたが、まさにその通りで、
日本人が当たり前と思っている文化が無いことも多いです。

 

特に顕著に感じたは「回覧板」です。

私は、出身が田舎という事もあり、
昔ながらの地区の回覧板は当然の文化でした。

でもそれを当然と感じない人もいます。

 

分譲地の人達がそういう人なのか、
そういう文化が無いのかは分かりませんが、

そもそも郵便物を頻繁にチェックしないのです。

 

必然的に回覧板が回ってくることが遅くなり、
内容物のお知らせが終わっているなんて事もよくありました。

 

何度か町内会長さんが説明しに来てくれて、
お隣さんは改善はされましたが、
ある家庭には回覧板が回らなくなりました。

 

その家が町内会を脱退したのかどうかまでは分かりませんが、
なかなか理解してもらえない事もあります。

 

 

 

最後に

 

一言で「中国人」と言っても様々な人がいます。
それは、
日本人でも同じですよね。

 

肝心なのは、
国籍や見た目、使う言葉でなく、

お互いに地域住民としてどう付き合うかです。

 

 

あなたが、
子どもの頃から同じ地域に住み住環境も変わらずというのであれば、
慣習や行事にも慣れ親しんでいる事でしょう。

 

しかし、
別の地域から引っ越ししてきたのであれば、
少しずつ地域に馴染んで行く必要があります。

特に言葉も生活様式も違う外国から来ているのであれば、
尚の事、合わせていくのは大変だと思います。

 

それをサポートして、
お互いに地域文化を作り上げる、

それも戸建てで生活していく上で大切なことだと私は思います。

 

 

 

あなたが心から
「この選択をして良かった」
と思える未来を迎えることを心から願っています。